生命現象の分子論的理解に向けて

細胞内の様々なイベントは、タンパク質を中心として構成される様々な分子複合体の働きによって営まれています。 当研究室では、基礎生物学や医学・薬学的に重要なタンパク質の立体構造を解明し、その生化学的性質を明らかにすることを目的に研究を進めています。

募集中

研究室に参画してくれるメンバー(学部生・院生)を募集しています。 当研究室では、生物・細胞が見せてくれる興味深い現象を原子・分子のレベルで理解することを目指しています。私達の 第一のアプローチは、タンパク質の立体構造やダイナミクスを原子レベルで解析することです。これによって、そのタンパク質の持つ生化学的性質がどのようにして発揮されているのか?についての情報が得られます(構造生物学)。 その次は、そのタンパク質が細胞内という「場」で、どのように振る舞っているのか?を調べます。第一のアプローチは、あくまで試験管内での解析ですが、これを、 細胞内と言う遙かに複雑な環境下で検証しようというわけです。 そのために、例えば、細胞内のタンパク質を、NMRを始めとする分光学的測定法で直接観察する方法を研究しています。

以上のような研究を進めるために、研究室では、タンパク質試料の調製、生化学的な解析、NMRやX線結晶回折法による構造解析、培養細胞での蛍光イメージングなどを行なっています。 学際領域での研究なので、生物や医学・薬学に興味のある方だけでなく、化学的・物理的な立場から生体分子を研究したい、と言う方の参画も歓迎します。興味を持たれた方は、杤尾(tochio(atmark)mb.biophys.kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。

平成30年度(2017年実施)大学院修士課程入試についての情報はこちら

NEWS

2017.4.4 4月22日(土)に生物科学専攻大学院修士課程の入試説明会が開催されます。興味のある方はぜひお越し下さい。
2017.4.4 新年度開始に伴い、メンバーリストを更新しました。
2017.3.23-24 大学院(菊田君)、学部の卒業式(西山君、原之園君、半場さん)。 ご卒業おめでとうございます。
2017.3.14 第6回岐阜構造生物学・医学・論理的創薬研究会シンポジウム@岐阜にて、今村研究員が口頭発表を行ないました。
2016.10.4-7 第42回内藤コンファレンス@札幌"In the Vanguard of Structural Biology: Revolutionizing Life Sciences"にて講演しました。
2016.9.6 土井知子准教授の論文がNatureに掲載されました。日本語での情報はこちらでみれます。
2016.8.21-26 第27回生体系磁気共鳴国際会議(International Conference on Magnetic Resonance in Biological Systems(ICMRBS)@京都に参加しました。
2016.4.5 新年度開始に伴い、 メンバーリストを更新しました。
2016.3.23-24 大学院(宇野君、横田さん)、学部の卒業式(野田さん)。 ご卒業おめでとうございます。
2016.3.10 第5回岐阜構造生物学・医学・論理的創薬研究会シンポジウム@岐阜にて、横田さんが口頭発表を行ないました。
2015.12.1-5 BMB2015@神戸にて、杤尾が口頭発表、宇野君、横田さんがポスター発表を行ないました。
2015.9.13-15 第53回日本生物物理学会年会@金沢にて、杤尾が口頭発表を行ないました。
2015.8.13-16 6th Asia-Pacific NMR syposium@香港にて、杤尾が口頭発表を行ないました。
2015.4.7 新年度開始に伴い、 メンバーリストを更新しました。
2014.12.17 堤君(工学D3)の論文(IL-18と受容体の複合体の構造解析)がNature Communicationsに掲載されました。岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学との共同研究です。
→詳細はこちら    →論文へのリンク
2014.11.06 榎園研究員が第53回NMR討論会@阪大でin-cell NMRの研究についてポスター発表しました。
演題「電気穿孔法を用いたin-cell NMR法の検討 (Electroporation of proteins to human cells for in-cell NMR)」
2014.11.04 杤尾が第53回NMR討論会@阪大で講演しました。
演題「タンパク質NMRの生体系への応用:新規MRI及びin-cell NMR法 (Stable isotope-assisted NMR in living systems: novel MRI and in-cell NMR techniques)」
2014.10.01 IL-18の結晶化の論文がActa Crystallogr F Struct Biol Communに掲載されました。
  →論文へのリンク
2014.08.12 堤君(工学D3)がIUCr2014 (23rd International Congress and General Assembly of the International Union of Crystallography@Montreal, Canada)でポスター発表し、ポスター賞 (The Dectris Ltd. Poster Prize for best poster in macromolecular crystallography)を受賞しました。おめでとうございます。
演題:Crystal structure of the extracellular signaling complex of interleukin-18
2014.07.11 杤尾がThe 5th Symposium on Structure and Folding of Disease Related Proteins@Seoul Univ.で講演しました。
演題「Structural study of the recognition mode of interleukin-18 by the receptors」
2014.07.01 研究室発足

研究室へのアクセス

所在地 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学理学部1号館 414号室 詳細はこちら
連絡先 E-mail: tochio (atmark) mb.biophys.kyoto-u.ac.jp